暮らしの豆知識
住まいのお手入れ
重曹は炭酸水素ナトリウム、ベーキングソーダとも呼ばれ、鉱山から採掘した石から精製されたものを言います。また、私たちの体内にも存在し、唾液の中に含まれる重曹は口内菌が作る酸や胃酸を中和し、歯がとけたり潰瘍になるのを防いでくれます。重曹の「研磨・中和・消臭・発泡・軟水」の5つの働きが日常生活で「お役立ちアイテム」として活躍しています。
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重曹は水と合わさり結晶が沢山集まって凸凹が生まれ、それが細かい汚れを落すというわけです。 |
悪臭や油汚れの原因は酸性。重曹は弱アルカリ性なので、中和させる力を持っています。 |
重曹は悪臭と結びついて中和させる役割を果たします。また、吸湿作用などもあります。 |
中和すると炭酸ガスの泡と細かな超音波が発生し、この超音波には汚れを落す力があります。 |
水にはカルシウムなどのミネラルが含まれており、重曹はこれらを包み込み、水をやわらかくする力があります。お風呂のお湯も弱アルカリでやわらかくする作用があります。 |
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▲こんなに汚れたコンロやグリル、網も重曹のパワーでピカピカに!
![お手入れの方法(重曹の粉、またはペースト状にしたもの、酢、塩、お湯(高温)、洗剤でOK![新聞紙で拭きとったり、こすりとることができます。]](../images/tips/img_0502.jpg)