暮らしの豆知識

住まいの地震対策1

今 お住まいの住宅は地震に対して安全ですか?

死因の約84%は家屋倒壊等による圧死でした

 地震で最も危険なのは、やはり家屋の倒壊による圧死です。先の阪神・淡路大震災における、死因等の約84%が家屋の倒壊による圧死でした。
特に、昭和56年以前のいわゆる旧基準木造住宅は、耐震性の不安が指摘されています。

いつおきてもおかしくない地震

 確実にくるといわれている東海地震・東南海地震から身を守るために、下の項目に注目して地震に対する安全性をチェックしてみましょう。

耐震診断は、4つの視点から総合判定
1地盤・基礎
ココをチェック!
  • 地盤図や周辺の地形
  • 目視でひびの有無
  • 鉄筋の有無(図面やセンサーで確認)
  • コンクリートの劣化状況
    (必要に応じて圧縮強度を計測)
2建物の形/壁のバランス
ココをチェック! 左:耐震強度強い 右:耐震強度弱い
    地震に強いバランスとは
  • 家の形は正方形に近く、総2階建てである
  • 家の各方向の壁が同じ割合で配置されている
  • 四隅に壁がある
    地震に弱いバランスとは
  • 家の形がL字形やコの字形である
  • 2階がせり出している
  • 片方だけが開口部など、壁の配置にバラツキがある
3壁の量
ココをチェック! 壁量が多いほど耐震強度が強く少ないほど弱い
4老朽度
ココをチェック!
  • 床下の湿度・含水率や、シロアリの被害
  • 屋根・外壁などのゆがみやひび
  • 床鳴り、柱の傾き、梁のたわみがないかどうか

※詳細は、国土交通省住宅局監修「木造住宅の耐震精密診断と補強方法」を参照



家の老朽化で大きな被害につながります
住まいの総合点検(耐震診断・住宅点検)
私たち人間と同じようにマイホームも定期的な健康診断が必要です。
蝕まれた家では不意の地震に大きな被害を負ってしまいます。
まずは「お住まいの健康診断書」でチェックしてみましょう。
お電話・FAXでのご相談も承ります。
詳細


万が一の備えには
火災共済+自然災害共済
で大切な住宅と家財の備えをお勧めします。
詳しくは全労災HPへ


パソコンで自己診断

(財)日本建築防災協会がフリーウェアソフトで公開している「我が家の耐震チェック・プログラム」は自宅のパソコンを使って楽しみながら耐震性をチェックすることができます。
ダウンロードしてご自宅の耐震性をチェックしましょう。